今回は、仁王DLC「東北の龍」サムライの道レポート終了で
一区切りついたところ、改めてDLC「東北の龍」
そしてVer1.08を総括してみたい。

東北の龍


仁王有料DLC3部作の第一弾、慶長18年、大阪冬の陣の前日譚。

エスパニアと実際に交易を行っていた伊達家。
そこにやはりアムリタを巡る仁王世界の争いが絡んでくるお話。

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当ブログではストーリー関係は一切ネタバレ無しで進めているので、
あらすじはこの辺りまでにしておきたい。

DLCのボリューム

メインミッション
1.「あやかしの里」
2.「独眼竜の城」
3.「霊石を追う女」
サブミッション
1.「北狼鎮魂」
2.「彷徨う童」
3.「金色のまやかし」
以上、「あやかしの里」クリア後出現。
4.「血肉となりて」
「独眼竜の城」クリア後出現。
5.「牛鬼」
6.「呪われし分身」
「霊石を追う女」クリア後出現。
7.「竜の諸手」
「呪われし分身」クリア後出現。

メインミッション3本、サブミッション7本クリアで奥州踏破のトロフィー。
やや、少ない気もするが強者、修羅まで考えると21本となる。

DLC単体購入で1,300円という価格から考えても、丁度良い感じだ。

新武器「大太刀」

斧よりは使いやすく、間合いも広い。
ただ、武技が技の切り替えをするものが多く、覚えるまでややこしい。

残心を上手く使いこなすことが、絶対条件の武器。
やはり大振りなので、残心で気力を絶やさぬように、レンジの広い攻撃を
連発する使い方となっていく。

複数敵に囲まれた時には、真価を発揮する。
また、大型の敵に対しても有効で斧より低いリスクで立ち回れる。

今回、残念といえば新武器が1種類だったところだ。
折角、姿映しで「お勝」になれるのだから、小刀のような武器が欲しかった。
今後のDLCでも新武器は追加されると予想されるので、期待したい。

ミッションのシナリオについて

奥州ということで、奥州藤原氏に絡んだサブミッション専用マップ、中尊寺もある。

図鑑を見れば知れるのかもしれないが、サブミッションの由来やストーリーを
もう少し力を入れて見せてほしかった。

義経と弁慶が登場する「牛鬼」は明確だったが、「金色のまやかし」は藤原氏絡み?
「北狼鎮魂」にあたっては、北狼は何を示すのかブログ主はわからなかった。

新規、妖怪の「ろくろ首」は「一反木綿」に似た嫌らしさがあるが、動きが鈍い分
期待ほど強くなかった。
反面、鬼の姿違い程度と思っていた「なまはげ」の大太刀、鉈の禍々しい武器での
連続攻撃は見慣れるまで、一定のインパクトがあった。

Ver1.08(システム面など)

今回、良いと思ったシステムは単体では使いにくい守護霊を使うチャンスを
与えてくれた守護霊の複数憑依。
武功は必要だが、女性キャラの姿映しだろう。

さて、後は残念な点。

刀の武技「朧弐」の弱体化


刀の武器「朧弐」は、カウンター技。
防御から相手の攻撃を受け流して、背後攻撃。

これでVer1.08までは敵の気力をゼロに出来ました。
当然、気力切れする相手なら、ここから追撃、追い打ちで撃破。

たしかに、イージーモードに過ぎる武技だったかもしれない。
ただ、初心者が高難易度の複数敵ミッション「仁王」や「二つの影」など
複数の武将やNPCと戦う為に、唯一といっても良い手段でした。

発売から3ヶ月が経ち、たしかにサムライの道をクリアしてないプレイヤーは少ない。
けれども新規タイトルである「仁王」としては、ここで初心者を切り捨てるような
弱体修正はするべきではなかったと思う。

他の武器は強力だが、使いこなすには工夫が必要だ。
「刀」の生命線とも言える「朧弐」を極端に下方修正された今、初心者オススメの武器は
「二刀」になると思われる。

それでも「朧弐」程の破壊力を出すには色々と工夫が必要だ。

お手軽な「朧弐」を上手なプレイヤーが使えば、コンテンツの寿命が縮まるという
危機感があったのだろうか。

仁王は「死にゲー」ジャンルにおいて、ダークソウルを目指してはいけないと考える。

仁王は、「死にゲー」でありながらハクスラ要素を強く持ち、
「死にゲー」の達成感を与えつつ、武技というコンボでの爽快感、
忍術や陰陽術などの便利アイテムで幅広いプレイヤーを受け入れる許容力。

こういったものが合わさって、ダークソウル以外で「死にゲー」としてスマッシュヒットに
なったのではなかろうか。

安易な武技を修正して、テクニカルに戦って欲しいというのが開発側の意図かもしれない。
しかし、そういう路線はダークソウルもそうだし、過去の格闘ゲームが辿った道だ。
結局は熱烈なファンや玄人プレイヤーだけが生き残り、タイトルが先細る。

そして仁王は楽しいし、良いゲームだが、ダークソウルほどの強烈な印象はない。
時にダークソウルの強烈な世界観、印象は毒にもなるものだったが、そうした毒を仁王は
持っていない。
どちらかと言うと、if歴史モノ、異世界歴史モノ、といったノリに思える。

気軽に遊べるのが仁王の良いところだったのに、開発・運営がそこを解っていない
ように見えるのは残念だ。次回、以降に期待したい。
なお、「朧弐」に弱体修正が不用とまでは言わないが、今回の「産廃化」は極端に過ぎる。

対人戦

正直、「仕合」はやる気にならない。

レベルもそうだが、装備によってガラッと差が出るゲームで装備しばり、
アイテムしばりが無い対人戦なんて、どうにもならない。

ブログ主は情報が出る前は、訓練の道場エリアで双方、武器種類は選べるが防具は道着、
武器は木刀などの模擬武器。
アイテムはスロット8個対して、8種類各1個づつ。
使用不可能アイテムあり、ぐらいに考えていた。

で、フタを空けたら殆どフリーである。
遠距離武器が使えるとかも、たとえ弾数制限があってもアリエナイ。

また、チーム戦の2on2でも、常世同行のシステムを流用しただけだ。

こちらは武器・防具や各種アイテムは色々と使えても良いとは思う。
マップが広いのも結構だ。

だが、相手チームを倒すだけが目的のチーム戦は個人戦と同じで味気ない。
ましてマップが広ければ相手を捜すのも一苦労、鬼ごっこゲームになりがちだろう。

せめて、3つの社の内、2つ取った(拝んだ)方が勝ち。
もしくは自陣の社で拝まれたら即負け、社の数がイーブンなら救援ゲージの多い方が勝ち。

道中は妖怪も配置されていて、両軍、均等に襲ってくる。
倒しても一定時間で再度出現して、邪魔してくる。

あくまで、例だが、このくらいして丁度良いのではないか。

このあたりも、市販されているPvPのゲームを研究して、今後、改善してもらいたい。